豊臣秀吉が城持ち大名になった際、初めて建てた城が長浜城です。その城址は現在、豊公園となり日本さくら名所100選にも選ばれる桜の名所となっています。長浜城を復元再建した長浜城歴史博物館を中心に、ソメイヨシノなど約600本から800本の桜が囲むように咲き乱れる様は、歴史情緒を感じさせる佇まいです。
明治42年長浜市は、戦国時代に廃城になってからそのままだった城址に公園を作り、豊公園と名付けました。名前はもちろん、豊臣秀吉公の名前に由来しています
桜の見ごろやオススメスポット
⇒ 長浜城の桜【動画】桜2017の見ごろは、例年通りであれば4月上旬から下旬となります。ライトアップの時間帯は日没から21時頃までという事です。
おすすめの鑑賞ポイントは歴史博物館の天守閣にある、パノラマ展望台からの眺めです。眼下に広がる満開の桜達は、まるで桜の海の様だと評判になっています。
また桜と言えば青空の下も格別ですが、夜桜もまた妖艶な雰囲気で人気です。豊公園では見ごろの時期の数日間、夜間にライトアップを行っています。夜空の下ぼんぼりに照らし出された天守閣と、桜のコントラストもまた絶景です。かつて天下人が見た景色に身を置いて、彼の人の気分に浸ってみては如何でしょうか。
その他にも長浜城では、パノラマ展望台から見る夕景も美しいと有名です。青空の下の桜からライトアップされる夜桜まで、景色のグラデーションする様を眺めるのもまた、贅沢な一時となるでしょう。人が混み合う様でなければ、試してみたい所です。