羽柴秀吉が初めて築城したといわれる長浜城。長浜城の内部では歴史博物館として資料が公開されているので、長浜城の歴史や文化を知ることができますよ!
今回は長浜城の歴史や、博物館の情報をご紹介していきます!
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長浜城の歴史について
画像引用元:http://whitenoel.com/saigyou/notedplace/noted_place_siga/noted_siga_nagahama.html
織田信長が、浅井長政の居城小谷城を攻め込んだとき、木下藤吉郎(後の秀吉)が大活躍したのは有名な話です。天正元年(1573年)9月に浅井氏が滅亡すると、小谷城の功績により浅井氏の領地の大部分を与えられ、城持ちとして出世し、羽柴秀吉と名乗るようになりました。
翌年には今浜(現在の長浜)に長浜城を築城。築城工事のために竹生島の材料を集めたり、領内の住民を集め築城したことが古文書にも記されています。しかし当時のお城の図面などは見つかっていないため、実際のお城がどんなものだったのかは分からないことが多いのです。
天正3年秋頃にお城が完成すると、地名を「今浜」から現在の「長浜」に改名しました。その後、幾度か城主が代わり豊臣氏が滅亡すると長浜城は跡形もなく取り壊されてしまい、石垣の多くは彦根城の築城のために使われました。現在の長浜城は昭和58年(1983年)に市民の熱意と寄付金から建設されたお城なんですよ。
歴史博物館の営業時間や入館料は?
画像引用元:http://shiga-shiro.info/nagahamacastle/ryoukin.html
<営業時間>
9:00〜17:00
(入館受付時間は16:30まで)
<入館料>
大人(高校生以上):個人400円
小・中学生:個人200円 団体160円
常設展示の内容について
画像引用元:http://www.pref.shiga.lg.jp/kokoro/area_kohoku/details/a1613_details.html
長浜城歴史博物館では、長浜城築城に大きく関わった羽柴秀吉について知ることができる常設展示を開催しています。
秀吉の長浜城主時代に城内に居住していた人々を知る唯一の手がかりといわれる「竹生島奉加帳」や歴史を知ることのできる古文書など、秀吉に関する資料が多数紹介されています。
長浜城歴史博物館のアクセスや駐車場情報
<住所>
滋賀県長浜市公園町10-10
<電車でのアクセス>
JR北陸本線 長浜駅から徒歩7分
(東海道新幹線・東海道本線 米原駅で北陸本線に乗り換え、京阪神方面からは、新快速米原方面長浜行きが便利です。)
<車でのアクセス>
北陸自動車道 長浜ICから車で15分 湖周道路・長浜港方面
<駐車場>
豊公園大駐車場をご利用ください。駐車料金は無料です。
いかがでしたか?長浜城の歴史を少しでも知っていると違う目線で楽しめるので良いですね!展示されている資料は歴史的に価値の高いものばかりなので、是非足を運んでみてくださいね。