金沢城は石川県金沢市にかつて存在した城で、現在は金沢城公園として一般に開放されています。金沢城を訪れた人が一様に驚くことは、「天守閣がない」ことです。実は、金沢城の天守閣は築城から約60年後の1602年に落雷によって焼失してしまったのです。近代に入り、1999年と2006年に二度にわたる復元整備事業が実施されていますが、資料不足が原因で復元されることはありませんでした。
金沢城を訪れた人が書いている口コミも天守閣がないことに言及されていることが多いですが、それでも金沢城を訪れたことに満足している様子が見受けられます。金沢城の見どころは他の部分にあるのです。その答えは後半で!!
金沢城の見どころは?
金沢城の見どころの一つが【石垣】です。金沢城は日本に存在したあらゆる城の中でも特に多種多様な石垣が作られていたことで有名で、現在でも当時のままの石垣を見ることが可能なのです。口コミでも石垣について書いている人は多いんですよ!石垣って、なんだかそそられるなぁー☆写真は金沢城公園の石垣。園内にはさまざまな種類の工法で組んだものや、寄進した大名の家紋があったりで、見ごたえありですよ! pic.twitter.com/MsJXQZ3iw7
— matsumi (@hathibe) 2016年7月4日
金沢城にも。
— sea-co (@eroica1216) 2016年7月3日
やっぱり石垣スゴシ。 pic.twitter.com/wyQvuHeKBc
金沢城は石垣の宝石箱や~‼ pic.twitter.com/5NbcYFOEPc
— ゴムサン@レイヤー間違えマン (@gom_san) 2016年6月26日
ブラタモリで紹介された金沢城のアートな石垣、色紙短冊積み石垣。なお、石を縦に積んでいるため強度的には壊滅的とのこと。 pic.twitter.com/YMRORphCmB
— くわ (@Kuwa444) 2016年6月25日
鉄門石垣には、城の重要な部分に用いられる石垣を積む技法として有名な「切石積み」が使われています。石の表面を多角形に加工するなどデザイン性にも優れていることが特徴です。二の丸北面石垣は「粗加工石積み」で、意思の大きさや形を均一に揃えた石が積まれています。
また、東の丸北面石垣には場内で最も古い石垣積みの技法が使われていて、今から500年以上前の技術を目の当たりにすることが出来るのです。
金沢城公園の入場料はいくら?
そんな金沢城公園の入場料は、菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓、橋爪門に行く場合で18歳以上の大人が310円、6歳から18歳未満の小人が100円となっており、5歳以下であれば無料で入場することが可能です。ツアーなど30名以上の団体客であれば一人につき大人が250円、小人が80円の割引料金になります。金沢城公園自体の入場料は無料なので、お気軽に見学してくださいね!